最初に説明していまいますが、これは言うまでもなく「パリは燃えているか」をもじったものです。
「パリは燃えているか」は1966年の米仏合作の戦争映画。当時のオールスターキャストで監督はルネ・クレマンです。
「パリは燃えているか」
と言うのはラストのヒトラーの台詞です。巴里を燃やせと彼はコルティッツ将軍に命令した訳です。しかしコルティッツ将軍は巴里を破壊する事はせず降伏しました。巴里は燃えずに済んだのです。
コルティッツ将軍が何故ヒトラーの命令に背いたのかには諸説有ります。しかしながら美しい巴里を燃やしたくないと言う思いは有ったはずと自分は考えたいと思います。
ロシア文学がわりと好きな自分は、キエフが侵攻されていると聞き心配しております。ウクライナは親日的な国です。
ロシアとウクライナはいわば身内。キエフを燃やせと命令されても、美しいキエフをむしろ守りたいと思ってくれるロシアの将軍はいないのでしょうか。
犠牲が一人でも少ない事を切に祈ります。