モンゴルの首都、ウランバートルにある、モンゴル国立美術館にて、モンゴル平成の和魂継承芸術展が開催され、美術イベントと授賞式に招かれ、参加してきました。
日本人美術家の作品が、アートタイルとして再現され、250枚の作品が、モンゴル国立美術館の壁面装飾として、当分の間展示されます。その中に自分の作品、
「とびねこと帽子の娘」
も含まれています。
美術イベントでは、十数名程度の作家が、思い思いのパフォーマンスを行いました。
自分は、水彩の作品を70枚ほど持参し、気に入った絵が有れば、サインを入れてプレゼントしますよ。というパフォーマンスを行ったのですが、おかげさまで満員御礼状態でした。
各作家の持ち時間が20分しか無かったので、時間切れで9枚残りましたが、絶え間なくサインしまくりました。
自分が授賞式で表彰されたのを観た御客さん達が、改めて自分に握手を求めて来たりしまして、当方としてはなかなかエモーショナルな体験でした。
モンゴルは、食い物は旨いし、やたらだだっ広いし、人々は素朴ながら強い愛国心と矜持を持ち、なかなかに良い所でした。
豊富な地下資源と国土の急速な近代化により、モンゴルの大きな経済成長は既に約束されています。それは良い事なのでしょうが、開発に伴い、今のモンゴルに有る大切なものが失われない事を、モンゴルが大好きになった人間として、強く願います。