約束はいらない

坂本真綾さんのライブが横浜アリーナで開催されたので行って来ました。タイトルは

「約束はいらない」

これは坂本真綾さんのCDデビュー曲のタイトルです。今回のライブは坂本真綾さんの音楽活動25周年の〆としてのイベントであり、いつもにも増して豪華な夢のような時間でした。

真綾さんは15歳でCDデビューする以前、8歳から子役として活動しています。特に営業しなくても仕事は常に有ったようで、それが真綾さんの仕事ぶりが如何に素晴らしかったかを証明しています。

真綾さんのライブには二種類有ります。ファンクラブライブと、一般向けのツアーです。今回の「約束はいらない」は一般向けツアーです。

ファンクラブライブは真綾さんを常日頃から好きな連中向けですから、真綾さんも強気です。我々の事は「お前ら」呼ばわりです。まあ、最初からこうだった訳では無いので、ファンの溺愛が真綾さんのキャラクターを変化させて行ったのかも知れません。

一般向けのツアーでは、今迄は真綾さんも割と遠慮して常識的に口をきいていたのですが、だんだんツアーでの物言いがファンクラブライブと変わらなくなって来たように思います。

ライブは20日と21日の2日間。幸い、早い段階で2日分のチケットを確保出来ました。有り難い事です。

今日、前の席に居た女性客はもしかしたら真綾さんのライブは初めてだったのかも知れません。手拍子も忘れて棒立ちでした。まあ、初めての方ならびっくりするでしょう。

真綾さんは既に200曲を超える持ち歌が有ります。CDも沢山出しています。CDを聴いて坂本真綾さんの歌は良いよね何て言ってるのはまあ真綾初心者です。ライブの真綾さんの凄さは本当にもう圧倒的です。

真綾さんのライブを初めて聴いた人は皆一様に驚きます。普通ライブなんて良くてもCDと同レベル。CDより圧倒的に良いライブなんて尋常では有りません。

しかし真綾さんに言わせると、CDと言うのはその曲と出会って間もない頃の歌。自分はその後何年もかけてその歌を育てて来た。だから今歌う歌の方が良くて当然。と言う事なのですよ。ちょっとカッコ良すぎて気が狂いそうですね。

今回のツアーはコロナ禍の中でのライブであるため、席は飛び飛び。過剰品質のライブをやっても恐らく赤字でしょう。

でも、今回はツアーに来れなかったファンにもライブの内容を伝えたいとの事で、ブルーレイの発売が予定されています。絶対買います。

真綾さんは以前は自分の姿を晒す事に照れと言うか抵抗がかなり有ったようでしたが、今回のライブでの歌もさる事ながら、座長としての堂々たる仕切りぶりが見事でした。

真綾さんの事はいくら語っても尽きる事は有りませんが、一つ言える事は、坂本真綾さんの存在に自分は物凄く助けられていると言う事です。

坂本真綾さん、ライブ素晴らしかったです。お疲れ様でした。これからも微力ながら応援して行きたいと思います。

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