おデブな姫が愛おしい

以前から気になっていた、【金の国水の国】を読みました。岩本ナオさんの作で、このマンガがすごい!2017オンナ編第一位を獲得した作品です。近所の本屋ではなかなか見当たらないので、アマゾンで買いました。

ついでに安彦良和さんの【天の血脈】7、8巻と大久保圭さんの【アルテ】6巻を注文しました。色々言われてるようですが、アマゾンは便利ですな。

今回買った漫画はどれも秀作でしたが、やはり期待通り、いや、それ以上に【金の国水の国】は良い作品でした。素晴らしい。アマゾンの書評でもほぼみんな褒めてます。

どういう話なのかはあえて書きませんが、ヒロインがやたら丸いのです。ぽっちゃりとかふくよかというレベルではなく、完全におデブです。ちょっと犬とお散歩するのに、ワインと生ハムとローストチキン、犬用に特上骨付きカルビを持って行くような人物です。

このサーラ姫が極めて魅力的に描かれている事は、漫画史上に残る快挙であるように思います。女性はすらっとスリムでなければいけないみたいな雰囲気がありますが、おデブでも性格が良ければ魅力的な女性に成り得るという事をこの作品は証明しています。

良い作品なので、気になっている方は是非御一読を。自分は一気に読み終えて、気がつくと涙が出ていました。

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